ぼくたちと駐在さんの700日戦争を観た

ネットブログが原作の市原隼人主演の映画。1970年代の栃木を舞台に高校生が駐在さん相手にひたすらイタズラを仕掛けるコメディ。今でこそネットから書籍化してドラマや映画になる作品も多くなってるけど、当時はまだ珍しくてケータイ小説なんて言葉が出てきたのもこの頃だった。

確か同じくらいの時期に恋空が流行っててクラスの女子はこぞって書籍化された恋空を読んでいた記憶がある。ケータイ小説なんだからケータイで読めよって今思ったけど、携帯電話は中学校に持ち込み禁止でした。

ネット発の小説は正統派じゃないみたいな空気はまだある。ただ気軽に読めるし作者が近くにいるような感覚がネット小説の良いところだと思う。実際に”ぼく駐”は読者のコメントを受けて物語の流れが決まったり、病気の読者を励ますためのストーリーが展開されるといった小説を通したコミュニケーション的な要素があったようだ。

モバゲータウンっていうコミュニティーサイトにハマってて、モバゲーでもネット小説を読めたから空いてる時間に良く読んでた記憶がある。あの時間に勉学に励んでいれば大学受験で浪人しなくて済んだ、、かも知れない。何が言いたいかというと、新しく出来たインターネットが様々な分野に影響を与え始めた一つの過渡期と学生時代が被っていたんだと思い出したという事。あと、市原隼人はかっこいいという事。